【10月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は12日、グループC第4節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の終盤の2ゴールでインテル(Inter Milan)と3-3で引き分け、なんとか今節での敗退を免れた。

 レワンドフスキは1-2とリードされて迎えた82分に同点ゴールを奪取すると、チームが89分にロビン・ゴセンス(Robin Gosens)の勝ち越し弾を許した後、打点の高いヘディングシュートを決めて再度スコアをイーブンにした。

 それでもバルセロナは自力での決勝トーナメント進出が消滅し、すでに敗退決定となっているヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)をホームに迎える26日の試合でインテルが勝利すれば、2年連続のグループステージ敗退となる。

 レワンドフスキを含む今夏の大型補強で、欧州トップクラブとしての地位に返り咲くことを願っていたバルセロナにとって、昨年に続く早期敗退の危機は痛手となっている。

 バルセロナのシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は、「選手たちは後半にしっかりとスイッチを入れられなかった。それは指導者としての過ち」とコメントした。

「これだけのファンが押し寄せ、こうした雰囲気の中でホームで引き分ければ私の失態になる。腹が立っているし、この大会はこれまでも、そして現在もわれわれにとって残酷なものだと感じる」 (c)AFP/Rik Sharma