【10月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は11日、グループH第4節が各地で行われ、ユベントス(Juventus)は0-2でマッカビ・ハイファ(Maccabi Haifa)に敗れ、グループ敗退の危機に陥った。マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、プレーに「ハートと情熱」が感じられなかったチームが「恥ずかしい」と話した。

 敵地に乗り込んだユベントスは、オメル・アツィリ(Omer Atzili)に2ゴールを許し、マッカビ・ハイファに今大会初白星を献上。順位は3位のままだが勝ち点3で並ばれ、同日引き分けたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)、ベンフィカ(Benfica)とは5ポイント差がついた。

 アレグリ監督は「こういうひどい結果の後には、沈黙しかない」と話し、「ここで技術面や戦術面を問題にするつもりはない。ハートと情熱の問題だ。それにチームとしてばらばらだった」と振り返った。

 その一方で辞任については否定した。アンドレア・アニェッリ(Andrea Agnelli)会長も、結果に失望しながらも監督を支持する姿勢を表明。伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)で「今起きていることは恥ずかしい」と嘆きつつ、「誰か一人の責任ではないし、競り合いで勝てないのは監督のせいではない。アレグリはユベントスの指揮官を続ける」と話した。

 2015年と2017年にチームをチャンピオンズリーグ決勝に導いたアレグリ監督も、会長の意見に同調し、「恥ずかしいという会長の言葉は、まさにその通りだ」とコメントしている。(c)AFP