【10月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は11日、グループG第4節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は退場者を出しながらもFCコペンハーゲン(FC Copenhagen)と0-0で引き分け、ベスト16進出を決めた。

 敵地パルケン・スタジアム(Parken Stadium)に乗り込んだシティは、ロドリゴ(Rodrigo Hernandez Cascante)がネットを揺らすもビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によりゴールが取り消されると、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)もPKを失敗。さらに30分にはセルヒオ・ゴメス(Sergio Gomez Martin)にレッドカードが提示され数的不利の状況となった。

 16日にリバプール(Liverpool FC)とのリーグ戦を控え、エースのアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)をベンチに温存した中、そのまま公式戦24試合ぶりの無得点に終わった。

 勝利は逃したシティだが、数時間後に行われた同組の試合でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)がセビージャFC(Sevilla FC)と1-1で引き分けたため、決勝トーナメント進出が決まった。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「1時間もあのようなプレーを強いられたら厳しい。選手たちは全てを出し尽くしてくれた」とコメント。「良い勝ち点1」と評価し、「とても満足している。あすは休んで、それからリバプール戦に備える」と前を見据えた。

 また、ハーランドについては「彼は非常に疲れた状態でサウサンプトン(Southampton FC)戦を終え、その後もしっかり回復できていなかった。きのうもあまり良くなく、きょうは少し改善されていたが、万全ではなかった。だから無理をしないことに決めた」と語った。

「体力面を考慮した。疲労や小さなけがで本当に疲弊していて、多くの選手を先発させられなかった」 (c)AFP