【10月12日 Xinhua News】中国映画「古井戸」「紅いコーリャン」などを製作した西部電影集団(西影)は、新中国の六大映画製作所の一つとして知られている。1958年設立の西安電影製作所を前身とし、作品は多くの国際賞を受賞した。しかし90年代後半には、激しい市場競争から次第にその勢いを失っていった。

 西影は2016年、これまでの枠組みを取り払い、映画博物館やフィルム工業館、芸術档案館(公文書館)、複合商業施設など関連業態を集約した。これにより映画芸術が市民生活に溶け込み、国家工業遺産リストにも登録された製作所は、経済活力を備えた映画産業クラスターに生まれ変わった。(c)Xinhua News/AFPBB News