【10月11日 CGTN Japanese】中国最南端の海南省は10月1日から7日までの国慶節(中華人民共和国の成立記念日)大型連休期間、132万人以上の観光客を受け入れ、観光収入は16億元(約325億円)近くに達したということです。

 今年の国慶節では、感染症対策や雨などの影響で、ほとんどの観光客が短距離旅行を選ぶ傾向が見られました。海南省各地では、地元の文化や特色のある農産物、特産、観光資源などを生かして、キャンピング、潮干狩り、修学旅行などをテーマにした観光イベントが実施されたほか、特別企画の市場、キャンプ場露天映画、露天ビアガーデン、夜食市なども開かれました。

 海南省で一番南の三亜市では17の観光地のうち、南山、大小洞天、天涯海角など13の有名な観光地がオープンしています。

 また、旅行業者は航空券の割引、入場料の減免、免税商品の割引販売などの販促に力を入れました。大型連休中、免税店の1日平均売上高は1億5000万元(約31億円)を超えたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News