【10月12日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)オルドス市オトク前旗昴素鎮は人口8千人足らずの小さな町にもかかわらず、バレーボール愛好家が3500人以上もいる。鎮内のほぼ全ての村や社区(コミュニティー)にバレーボールコートがあり、地元の牧畜民は試合があれば何十キロ、何百キロも車を走らせて参加する。中には、自身の牧場にバレーボール専用の体育館まで建てる愛好家もいる。

 同鎮の幹部によると、鎮ではここ数年、屋外バレーボールコートの建設や照明設備の交換、機材の改善、大会の開催などに390万元(1元=約20円)を投資してきた。次のステップとして、三つの村と社区にバレーボール用の体育館を建設し、多くの牧民が家の近くでプレーできるようにする。(c)Xinhua News/AFPBB News