【10月11日 Xinhua News】中国の国慶節連休(1~7日)は、マカオ特別行政区に延べ18万人の観光客をもたらし、地元観光市場が活況さを取り戻すのに一役買った。

 取材に応じたマカオの専門家や学者の多くは今回の連休について、わずか1週間だったが、観光客が増えて市内の人出も多くなり、店舗の売上が伸びたことで、観光業界、マカオ経済全体いずれにとっても回復に向けた自信を高める役割を果たしたとの認識を示した。

 連休初日の1日にマカオ入りした観光客は約3万7千人で、単日の人数としては今年2番目に多かった。1~5日の観光客数は前年同期の約17倍、20年同期と比べても約49%増となった。

 マカオイノベーション発展研究会の李景松(り・けいしょう、Li jingsong)理事長は、マカオ経済の適度な多元的発展に対する国の全力支援があることで、地元観光業は大きな飛躍が見込まれるとの見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News