【10月10日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は10日、ロシアが同日行った一連の攻撃について、ウクライナ軍による最近の領土奪還を受け、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が「必死」になっているとの見方を示した。ウクライナ警察は、同日の攻撃による死者が少なくとも10人になったとしている。

 外相はツイッター(Twitter)に、「プーチンはクリミア(Crimea)橋(での爆発)により挑発されてミサイルテロを実施したのではない。プーチンは、戦場での敗北で必死になり、戦況が自分に有利なように傾くよう、戦争のペースを変化させる意図でミサイルテロに及んだ」と投稿した。

 ウクライナ国家警察は、ロシア軍によるウクライナ各地への攻撃で、少なくとも10人が死亡、約60人が負傷し、「ロシア軍の残虐行為」の証拠を収集していると発表した。(c)AFP