【10月10日 AFP】スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は10日、2022年のノーベル経済学賞(Nobel Prize in Economics)を、経済における銀行の役割を説明した功績で米国の3氏に授与すると発表した。

 受賞が決まったのは、2006~14年に米連邦準備制度理事会(FRB)の議長を務めたベン・バーナンキ(Ben Bernanke)氏(68)、シカゴ大学(University of Chicago)教授で1953年生まれのダグラス・ダイヤモンド(Douglas Diamond)氏、セントルイス・ワシントン大学(Washington University in St. Louis)教授のフィリップ・ディビッグ(Philip Dybvig)氏(67)。

 同アカデミーは授賞理由について「経済、特に金融危機における銀行の役割や金融市場の規制法に関する私たちの理解を著しく向上させた」と説明した。

 バーナンキ氏は、1930年代の世界恐慌を「現代史上最悪の経済危機」として分析したことで脚光を浴びた。ダイヤモンド、ディビッグ両氏は、貯蓄を投資に向ける上で、銀行が仲介役となって「最適解を提供する」方法を示したことが評価された。

 3氏は賞金1000万クローナ(約1億3000万円)を分け合う。授賞式は12月10日、ストックホルムで行われる。(c)AFP