【10月9日 AFP】聯合(Yonhap)ニュースによると、韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が9日、弾道ミサイル2発を同国南東部から日本海に向けて発射したと発表した。共同通信(Kyodo News)は日本政府の発表として、2発は排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとみられると報じた。

 朝鮮半島(Korean Peninsula)では米韓合同軍事演習を受けて緊張が高まっており、北朝鮮によるミサイル発射はここ2週間で7回目となる。

 共同通信などは井野俊郎(Toshiro Ino)防衛副大臣の話として、ミサイルは午前2時(日本時間同)前に発射され、最高高度約100キロで約350キロを飛行したと伝えた。潜水艦から発射された可能性があるという。

 NHKによると、船舶などへの被害はこれまでのところ確認されていない。(c)AFP