【10月8日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2022)は7日、シングルス準々決勝が行われ、大会第5シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は左膝の痛みを理由に試合直前に棄権した。

 キリオスは第3シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)と対戦予定だった。フリッツは準決勝で第7シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)と顔を合わせる。

 キリオスは「実は全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)のあたりから少し膝に問題があった。帰国後の休養が足りなかったかもしれない。すぐに練習を再開していたから」と説明。今大会の試合中は「特に」問題にはなっていなかったが、この日の練習中に「かなり痛みがあった」と明かした。棄権については「非常につらい」と残念がり、来年の楽天オープン出場を約束。今後は数大会に出場予定だとした。

 その他の試合では、第4シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)がミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic、セルビア)に6-0、6-4で快勝。準決勝ではノーシードのクォン・スンウ(Kwon Soonwoo、韓国)と対戦する。

 クォンはペドロ・マルティネス(Pedro Martinez、スペイン)を6-3、6-0で下しての勝ち上がり。シャポバロフは第9シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-4、6-3でストレート勝ちし、4強入りを果たした。(c)AFP/Katie Forster