1.2億円相当のサイの角を押収、シンガポール史上最大規模
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【10月6日 AFP】シンガポール当局は5日、南アフリカから到着した乗客の荷物から、83万ドル(約1億2000万円)相当のサイの角を押収したと明らかにした。同国でのサイの角の押収事案としては最大規模だという。
国立公園局(NParks)によると、シンガポール(チャンギ)国際空港(Changi International Airport)で4日、二つのカバンに重さ計34キロのサイの角20本が入っているのを探知犬が見つけた。
乗客は逮捕された。ラオスに向かう予定だった。
NParksは「シンガポールでのサイの角の押収事案としては最大」だとしている。
サイはワシントン条約(CITES)で保護されており、角の国際取引は禁止されている。
NParksは押収したサイの角について、種を特定するため遺伝子検査をしている。その後、角が再び市場に流出するのを防ぐため、破壊するという。(c)AFP