【10月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は5日、グループF第3節が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はホームで圧勝とはならなかったものの、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を2-1で下し、首位の座を確固たるものにした。

 昨季王者のレアルは、母国ウクライナでの戦争のためマドリードへの遠征に10時間を要したシャフタールに手を焼くことなく、今大会での全勝を維持した。

 ロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)とビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)のゴールで勝利したレアルは、試合を支配したものの決定力の低さと相手GKアナトリー・トルビン(Anatoliy Trubin)の好セーブによって大量リードを手にできなかった。

 3試合を終えて勝ち点9のレアルは2位シャフタールに5ポイント差をつけており、同日にセルティック(Celtic)を3-1で下したRBライプツィヒ(RB Leipzig)が3位につけている。

 レアルのトニ・クロース(Toni Kroos)は「きょうのように、ボールが(ゴールに)入りたがらない日もある」と振り返りつつ、「7-1とかそういったスコアで勝てた試合だったが、最終的には3ポイントを獲得できたし、それが重要なこと」と続けた。

「できるだけ早く勝ち上がるのが狙い。獲得できる全ての勝ち点を手にしており、これ以上の結果は望めない。来週(のシャフタール戦)も勝って勝ち上がりを決めたい」 (c)AFP