【10月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は5日、グループG第3節が各地で行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はホームでボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に1-4で敗れた。セビージャは試合後、フレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督の解任を発表した。

 ドルトムントは、キャプテンを務めた19歳のジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)がチャンピオンズリーグで3試合連続得点を記録するなどし、勝ち点を6としてグループ2位を維持した。

 同組では、この日FCコペンハーゲン(FC Copenhagen)に5-0で快勝したマンチェスター・シティ(Manchester City)が3戦全勝で首位に立っている。

 試合が終わると本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン(Estadio Ramon Sanchez Pizjuan)の一部ファンはロペテギ監督に拍手を送り、スペイン1部リーグで17位に沈む絶不調のクラブ上層部に怒りの矛先を向けた。

 スペインでの報道によると、後任は2016-17シーズンにチームを指揮したホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)氏で既に合意しているという。

 ロペテギ監督はクラブの公式発表の前にモビスターTV(Movistar TV)に対し「素晴らしい3年間を与えてくれたファン、選手をはじめセビージャの全てに感謝している」と述べ、「間違いなく私の胸にとどまり続ける愛するチームを去ることに寂しさと痛みを感じている」と続けた。

 ロペテギ監督の下で3年連続リーグ4位の成績を収めたセビージャだったが、今季公式戦での勝利はリーグ戦での1試合のみとなっている。(c)AFP