【10月6日 AFP】(更新)ミャンマーの裁判所は5日、日本人映像作家の久保田徹(Toru Kubota)さん(26)に対し、国家安全保障などに対する有害な情報を広めた罪で禁錮7年、扇動罪で同3年の判決を言い渡した。軍が6日、明らかにした。

 軍は、両罪の刑期を同時に務めることができるとしている。

 在ミャンマー日本大使館の外交官によると、裁判はヤンゴンのインセイン(Insein)刑務所内で行われた。久保田さんは入国管理法違反の罪にも問われており、審理は12日に予定されている。

 久保田さんは7月、反軍政デモが行われていた付近で、ミャンマー人2人と共に拘束された。(c)AFP