【10月6日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は5日、自身の連覇が懸かる今週末の第18戦日本GP(Japan Grand Prix 2022)での雨の予報は、状況を面白いものにするかもしれないと述べた。

 鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)で総合争い2位につけるフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)に4ポイント差、チームメートの同3位セルヒオ・ペレス(Sergio Perez)に6ポイント差をつけられれば、フェルスタッペンは今季4レースを残して総合優勝を決めることができる。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により3年ぶりの開催となる日本GPだが、9日の決勝では雨が降ると予報されている。

 17戦で11勝を挙げるなど今シーズン圧倒的な成績を残しているフェルスタッペンは、都内で記者団に対し「コンディションが変化するエキサイティングなレース」になると推測した。

 前週末に行われた第17戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2022)は7位に終わった25歳のフェルスタッペンは、「小雨の予報を目にしたから、天気がどうなるかはいずれ分かる。そうなれば面白いものになるかもしれない」とコメントした。

「連勝を重ねてチームとして好調だから、また鈴鹿を楽しみにしている。そしてもちろん、この勢いを維持したい」

 日本GPでの優勝経験がないフェルスタッペンだが、鈴鹿の「特別な」コースで再び走れることを楽しみにしているという。

「グラベルや芝生など性質が昔ながらという点で、鈴鹿のような場所は他にない」

「本当に自信を強め、限界までつくり上げねばならない」

 レッドブルは同日、姉妹チームであるアルファタウリ(AlphaTauri)と共に、日本GPからマシンにホンダ(Honda)のロゴがあしらわれると発表した。(c)AFP