【10月6日 AFP】ウクライナは5日、これまで完全にロシア占領下にあった東部ルガンスク(Lugansk)州の一部を奪還したと発表した。ウクライナ軍は最近、隣接するドネツク(Donetsk)州や南部戦線で前進を続けている。

 ルガンスク州のセルヒー・ハイダイ(Sergiy Gaiday)知事はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)に、「ルガンスク州の奪還が正式に開始された。いくつかの集落はすでにロシア軍から解放され、ウクライナ軍によってウクライナ国旗が掲揚されている」と投稿した。

 ウクライナは今週、南部ヘルソン(Kherson)州の一部を奪還し、東部ハルキウ(Kharkiv)州のほぼ全域を支配下に置いたと発表。これにより、親ロシア派武装勢力の拠点であるルガンスク州への進軍が可能となっていた。(c)AFP