【10月6日 Xinhua News】中国国家統計局はこのほど、中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月)以降の経済・社会の発展成果に関するシリーズ報告書を発表した。それによると、中国人の生活水準は大幅に向上し、1人当たり所得の国別順位は大きく上昇した。主要民生指標は上位中所得国の平均水準を上回っており、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年前倒しで達成し、世界の貧困削減事業に大きく貢献した。

 中国の21年の1人当たり国民総所得(GNI)は1万1890ドル(1ドル=約144円)と12年の2倍になった。世界銀行が発表した1人当たりGNI国別ランキングで中国は、12年の112位から21年には68位となり順位を44位上げた。

 高等教育の粗就学率(高等教育の在学者数を該当する年齢人口で割ったもの)は顕著に上昇した。20年の高等教育粗就学率は58・4%で12年より29・7ポイント上昇し、上位中所得国の平均を初めて上回り、中所得国の平均を20・4ポイント上回った。

 医療・衛生水準は12年以降持続的に改善し、上位中所得国の平均を上回っている。20年の乳児死亡率は千人当たり5・4人で12年の10・3人から4・9人減少し、世界平均を22・0人、上位中所得国の平均を3・7人下回った。20年の平均寿命は77・9歳と世界平均を5・2歳、上位中所得国の平均を1・9歳上回った。

 絶対的貧困の解消を実現した。中国の現行の農村貧困基準(2010年の物価水準で1人当たり年収2300元以下、1元=約20円)で12年に全国9899万人を数えた農村貧困人口は年平均1237万人減少し、20年にはゼロとなり、完全な貧困脱却を実現した。貧困発生率は12年の10・2%から年平均1・3ポイント下がり、20年にはゼロになった。(c)Xinhua News/AFPBB News