【10月4日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は4日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が9月21日に部分動員を発表して以降、20万人以上が徴兵されたと明らかにした。

 国防相はテレビ放映された会合で「きょう時点で20万人以上が軍に入隊した」と述べた。

 ロシアはウクライナで軍事的な後退を強いられたのを受け、軍のてこ入れを狙った部分動員が発表された。大統領府は、動員が「部分的」なものだとし、30万人を徴兵する意向を示していた。

 部分動員の発表後に一部で抗議デモが起き、徴兵年齢の男性の出国が相次いだ。カザフスタン政府は4日、ロシア人20万人以上が2週間で入国したとしている。(c)AFP