【10月5日 Xinhua News】中国商務部対外貿易司の李興乾(Li Xingqian)司長はこのほど、国務院の政策に関する定例記者説明会で、同部は関係部門と共に引き続き世界の質の高い製品の輸入拡大を推し進めていくと説明した。重点の取り組みとして、次の3点を挙げた。

 ①市場をさらに開放する。中国は今年、消費財輸入の潜在力を一段と引き出すため、輸入製品954品目の関税再調整や、小売分野の越境電子商取引(EC)輸入製品リストと作業プロセスの改善を行った。商品(コモディティー)輸入の安定を保障し、エネルギーや資源・農産物の輸入と供給を増やすとともに、先進技術や重要設備、中核部品の輸入を支援し、中国の産業構造転換と高度化を促す。

 ②輸入促進プラットフォームを整備する。中国はここ数年、輸入貿易促進イノベーションモデル区14カ所を設置しており、これらのモデル区は政策革新に積極的に取り組み、輸入貿易と産業・消費の深い融合を効果的に促し、独自の優位性と特色を生み出している。広東省広州市南沙区は酒類、粉ミルク、栄養補助食品などの産業に焦点を当て、100億元(1元=約20円)規模の輸入プラットフォーム六つを構築した。遼寧省大連市金普新区は北東アジア地域における石油・天然ガス取引センターと関連産業クラスターを築き上げた。江蘇省昆山市は輸入コーヒー取引プラットフォーム、生豆流通センターを建設し、コーヒーの全産業チェーンへの布石を進めている。

 ③展示会の輸入促進機能を発揮させる。中国国際輸入博覧会(輸入博)は世界初の輸入をテーマとする国家レベルの展示会として、直近3年は各回の成約額が700億ドル(1ドル=約145円)を上回っている。われわれは今後も輸入博や中国国際消費品博覧会、中国輸出入商品交易会(広交会)の輸入品展示エリアをしっかりと運営する。展示会を通じて世界との結び付きとビジネス往来を強め、世界にサービスを提供するとともに、より多くの質の高い各国製品が中国進出し、中国の開放と発展の機会を共有するよう後押しする。(c)Xinhua News/AFPBB News