【10月9日 AFP】コロンビアの首都ボゴタで先月30日、公営電気バス「ラ・ロリータ(La Rolita)」が運行を開始した。記念式典にはクラウディア・ロペス(Claudia Lopez)市長らが出席した。

 ボゴタ市当局によると、ラ・ロリータは電気バス195台で11路線を運行。ドライバーは主に女性で、1日に約3万5000人が利用する。市長室は、600人の雇用を創出し、その半数以上は女性にしたいとしている。

 ボゴタの公共交通は、公営交通機関が経営破綻してから30年以上にわたってコンセッション方式(運営委託方式)で運営されてきた。ロペス市長は式典で「ボゴタには1990年から公営交通機関がなかったが、今日からはラ・ロリータがある」と述べた。(c)AFP