【10月4日 AFP】南米エクアドル中部ラタクンガ(Latacunga)の刑務所で3日、暴動が発生し、受刑者少なくとも15人が死亡、21人が負傷した。矯正当局が明らかにした。

 同国最大級のこの刑務所には約4300人が収容されている。昨年2月以降、麻薬取引が絡んだ大規模な暴力事件が7件発生しており、受刑者400人以上が死亡している。

 暴動では刃物が使われ、斬首されることもある。

 エクアドルの刑務所は慢性的な定員超過状態にあり、当局は推計約3万5000人が収容されているとしている。受刑者は、麻薬密売組織のメンバーが多い。(c)AFP