【10月3日 AFP】22NFLは2日、第4週の試合が行われ、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)は41-31でタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)を下した。

 チーフスはパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)が249ヤードを投げて3本のタッチダウンパスを通し、QBトム・ブレイディ(Tom Brady)率いるバッカニアーズとのシーズン序盤の優勝候補同士の一戦を制した。

 ブレイディが通算7度目の優勝を飾った第55回スーパーボウル(Super Bowl LV)の再戦となったこの試合で、チーフスは開始直後から試合を掌握。最初のキックオフのファンブルリカバーをタッチダウンにつなげるなどし、前半を28-17で折り返した。

 37本中23本のパスを通したマホームズは、この試合でキャリア通算2万ヤード獲得を達成した。一方でブレイディは52本中3本のタッチダウンパスを含む39本のパスを通し、385ヤードを獲得した。

 フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)は29-21でジャクソンビル・ジャガーズ(Jacksonville Jaguars)を下し、今季唯一となっている無敗を守った。イーグルスのRBマイルズ・サンダース(Miles Sanders)は27回のキャリーで134ヤードを獲得し、2本のタッチダウンを決めた。

 バッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)はQBジョシュ・アレン(Josh Allen)がタッチダウンパス1本を通すと、自らもタッチダウンを奪い、23-20でボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)に勝利。戦績を3勝1敗に伸ばした。

 グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)はオーバータイム終了間際にメイソン・クロスビー(Mason Crosby)が決勝のフィールドゴールを蹴り込み、27-24でニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)を下し、こちらもシーズン3勝目を挙げた。パッカーズのQBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)はこの試合で、キャリア通算500本目のタッチダウンパスを成功させた。(c)AFP