【10月3日 CGTN Japanese】中国が独自に設計・建造したアジア一の大水深ジャケット油井プラットフォーム「海基1号」が3日、稼働を開始しました。

 ジャケット式の油井プラットフォームは世界で最も広く利用されている海洋石油・ガス生産施設であり、浅海での利用が一般的です。これまで、中国に300基以上あるジャケット油井プラットフォームの稼働範囲は、いずれも水深200メートル未満でした。「海基1号」は全高340.5メートル、総重量は4万トンを超え、いずれも中国の記録を更新しています。

「海基1号」は現在、5つの油井で生産を開始しており、当初は1日あたり約2700トンを生産する予定です。今後、「海基1号」により、2つの油田で14の油井を新規開発し、1日の生産量を最大5000トンにまで伸ばす計画です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News