【10月2日 AFP】22-23フランス・リーグ1は1日、第9節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は途中出場のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が決勝点を挙げて2-1でニース(OGC Nice)に勝利し、首位を守った。

 PSGを率いるクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督は、5日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のベンフィカ(Benfica)とのアウェーマッチを見据え、フランス代表のエムバペを先発から外した。

 この一戦はPSGにとって、W杯カタール大会(2022 World Cup)までの6週間で行われる11試合の初戦だった。

 PSGの20歳、ユーゴ・エキティケ(Hugo Ekitike)は、エムバペに代わり初先発したものの、インパクトを残せずに終わった。

 29分にFKを得たPSGは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がペナルティーエリアの外から美しく弧を描いたシュートを放つと、ボールはニースの壁を越えてGKカスパー・シュマイケル(Kasper Schmeichel)が守るゴールに吸い込まれた。これで直接FKでキャリア通算60点目を挙げたメッシだったが、PSG加入後に決めたのは初めてだった。

 47分に守備の乱れからガエタン・ラボルド(Gaetan Laborde)に同点ゴールを許したPSGだったが、59分から投入されたエムバペが83分に決勝点をマークした。

 この結果PSGは、9月30日にアンジェSCO(Angers SCO)に3-0で勝利したオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に2ポイント差の首位を維持した。(c)AFP