【10月2日 AFP】男子テニス、テルアビブ・オープン(Tel Aviv Watergen Open 2022)は1日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、7-6(7-3)でロマン・サフィウリン(Roman Safiullin)に勝利し、今季4回目の決勝に進出した。試合後には「非常に感情が高ぶった」と話した。

 ジョコビッチは今季3勝目、通算89勝目を目指して、決勝では第2シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と対戦する。直接対決の戦績では、ジョコビッチが18勝2敗と圧倒している。

 通算127回目のツアー決勝に進出したジョコビッチは「特に第2セットはとても激しい競り合いになったと思う」と振り返り、「第2セットはコートで非常に感情が高ぶった。とても緊張感があったし、相手がアグレッシブなスタイルだったこともある」と話した。

 一方、2014年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)を制しているチリッチは、7-5、6-3でコンスタン・レスティエンヌ(Constant Lestienne、フランス)に勝利。第1セット2-5から巻き返して勝ち上がった。

 ツアー21勝目を狙うチリッチは「ノバクとの試合はいつも素晴らしいチャレンジになる」と話し、「どんな大会でも、彼は信じられないほど負けず嫌いで、常にすさまじいベストを尽くす」とコメントした。

「初対戦は2008年で、14歳からの知り合いだし、今回も最高の試合になるだろう。残りのシーズンに向けて状態を上げるためにも、双方にとって素晴らしい機会になるはずだ」 (c)AFP