【10月1日 AFP】テニス、韓国オープン(Korea Open 2022)は30日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク56位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が大会第1シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)を6-2、3-6、6-2で撃破する大金星を飾った。

 今年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)で準優勝を果たした世界2位のルードを相手に、西岡は試合開始から攻勢を仕掛け、最初のゲームをいきなりラブゲームでブレークするなどして第1セットを6-2で先取した。

 第2セットはルードが取り返したものの、第3セットは西岡が圧倒的な強さを見せつけて制し、わずか2時間足らずで勝利。準決勝では、アレクサンダル・コバチェビッチ(Aleksandar Kovacevic、米国)と対戦する。

 この結果、今大会で生き残っている最上位シード選手は第4シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)となった。

 世界24位のシャポバロフは6-2、6-2のストレートでラドゥ・アルボット(Radu Albot、モルドバ)を下し、準決勝では第8シードのジェンソン・ブルックスビー(Jenson Brooksby、米国)を迎え撃つ。(c)AFP