【9月30日 AFP】(更新、写真追加)アフガニスタンの首都カブールで30日朝、教育施設が自爆攻撃を受け、19人が死亡、27人が負傷した。施設では当時、生徒らが大学入試の準備をしていた。警察が明らかにした。

 攻撃があったのは、カブール西部のダシュテバルチ(Dasht-e-Barchi)。イスラム教シーア派(Shiite)が住民の多数を占め、長年迫害されてきた少数民族ハザラ(Hazara)人が居住している地域で、国内の複数の最悪規模の襲撃事件の発生現場となってきた。

 攻撃で負傷した男子生徒はAFPに対し、「教室には600人近くがいて、犠牲者のほとんどが女性だった」と話した。男子生徒は病院で手当てを受けている。

 オンラインに投稿された動画や地元メディアが公開した写真には、血を流した人が現場から搬送される様子が捉えられている。(c)AFP