【9月29日 時事通信社】中米ニカラグアのメディアは28日、左派オルテガ政権が欧州連合(EU)の駐ニカラグア大使を口頭で「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定し、国外退去を通告したと伝えた。EUが最近、政権の強権姿勢を批判したことへの報復措置とみられる。

 ニカラグアのニュースサイト「コンフィデンシアル」によると、EUは最近、オルテガ大統領に「主権を国民に返し、民主主義を回復する」よう呼び掛けていた。オルテガ政権は「ニカラグアの主権に対する干渉と敬意の欠如」を追放理由に挙げているという。

 既に国内の政敵やメディアを抑え込んでいるオルテガ政権は、海外からの批判に神経をとがらせている。今年3月にバチカン大使を追放。7月には米大使の受け入れを拒否した。(c)時事通信社