【10月1日 CGTN Japanese】中国の上海市閔行区博物館で9月26日、「海外から取り戻した文化財特別展」が始まり、清の円明園海晏堂に飾られた十二支の牛首、虎首、猿首、豚首などの青銅獣首や、殷・周、春秋戦国、前漢・後漢時代の青銅文化財40点余りが展示されています。これらの貴重な文化財はかつて海外に流出していました。

 この展示会は、主に二つのセクションに分かれています。第一部では、清・円明園海晏堂の「干支と時間」のデザインテーマをめぐり、水力時計の噴水口とされていた十二支の牛首、豚首、虎首、猿首などの青銅獣首が展示されています。第二部では、海外に流出していた殷・周、春秋戦国、前漢・後漢時代の貴重な青銅文化財40点余りが重点的に展示されています。さまざまな青銅器の使用や形、文様、銘文、文化の内包についての説明を通じて、古代の祭祀(さいし)儀式や政治活動および人々の実生活と精神面において、青銅器が発揮した重要な役割を生き生きと見せています。

 展示期間は9月26日~12月18日です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News