【9月27日 CGTN Japanese】液化天然ガス(LNG)21万7000立方メートルを載せた船舶「ALGHASHAMIYA号」が26日午前、中国東部の江蘇省塩城市濱海港に停泊し、LNGの荷降ろし作業を始めました。これは中国国内最大規模のLNG備蓄基地「緑能港」の正式な利用開始を意味しています。

「緑能港」は塩城市濱海港工業パークに位置する、中国国内最大規模のLNG備蓄基地です。一期プロジェクトでは、大型貯蔵タンク10基を建設し、総容量は250万立方メートルです。年間600万トンのLNG処理能力で計算すれば、毎年、二酸化炭素3764万トン、窒素酸化物66万8000トンの排出を削減でき、8000万本以上の木を植える造林の効果に相当します。これは長江デルタ地域のエネルギー構造を最適化し、カーボンニュートラルとカーボンピークアウトの目標実現につながるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News