【9月27日 CGTN Japanese】建設機械や設備の稼働状況に基づく「パワーショベル指数」は経済のバロメーターとも呼ばれ、経済の原動力を示しています。

 中国工業情報化部が発表したこの指数によりますと、今年8月、全国で建設機械全体の稼働率は63.99%となっています。今年に入ってからの平均稼働率は60%を超え、全国のインフラ建設ブームは安定的に好転を続けていることが分かりました。

 また、地域別に見ますと、今年1~8月、中国の東北部と西北部、西南部にある多くの省・自治区・直轄市で、経済安定化のための包括的政策の実行に伴い、建設ブームの高まりが維持されています。そのうち、吉林省では、8月の建設機械稼働率が78.01%に達し、今年に入ってからの全国の最高記録となりました。

 一方、今年、中国で複数の内陸部の港では、対外貿易が活発になっており、8月の港設備の稼働率において四川省(Sichuan)は88%で最高となりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News