【9月27日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)元首相の国葬(国葬儀)が27日午後2時から、東京・日本武道館(Nippon Budokan)で執り行われた。海外からの約700人を含め、約4300人が参列した。

 会場にはナレンドラ・モディ(Narendra Modi)印首相やアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)豪首相、カマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)元仏大統領らの姿が見えた。

 首相の国葬は戦後2人目。安倍氏の在任日数は歴代最長で、2020年の辞任後も有力政治家の一人だった。

 安倍氏は今年7月8日、参院選の応援演説中に銃撃され死亡した。

 銃犯罪が少ない日本でこうした事件が起きたことで国内には衝撃が走り、国際的にも非難の声が上がった。

 だが、国葬を行うことに対しては、政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会、Unification Church)の結び付きが明らかになるにつれ反対が増え、最近の世論調査では約60%が国葬に異を唱えていた。(c)AFP