【9月27日 AFP】南米エクアドルの太平洋沖に浮かぶガラパゴス諸島(Galapagos Islands)沖でボートが沈没し、少なくとも4人が死亡した。当局が26日、発表した。

 エクアドル外務省によると、ボートは25日夜から26日にかけて沈没した。死者4人の内訳はエクアドル人2人、コロンビア人1人、米国系イスラエル人1人だという。

 ボートには37人が乗っていた。うち少なくとも14人がイスラエル、ドイツ、スペイン、米国、スイスから訪れた外国人だった。

 救急当局は当初、3人が死亡、4人が行方不明で、30人の無事が確認されたと発表していた。

 当局によると、ボートはサンタクルス(Santa Cruz)島とイサベラ(Isabela)島の間を航行していた。

 サンタクルス島のアンヘル・ヤニェス(Angel Yanez)知事は地元メディアに対し、「きのうの海は荒れていた。沈没の原因となった可能性がある」と述べた。

 地元テレビ局は、ボートは燃料切れとなり、機械的な問題が発生していたと報じている。(c)AFP