【9月26日 Xinhua News】中国上海市ではこのところ、黄浦江のほとりに現れたワニが注目を集めている。現時点ではシャムワニと判定されており、捕獲作業が進められている。

 目撃者によると、ワニは体長約80センチで、黄浦江の岸辺で休んでいたという。

 上海市農業農村委員会はネット上の動画から、シャムワニとみられると発表、警察の捕獲作業への積極的な協力を表明した。上海地区はワニの生息域ではないため、黄浦江のワニは人が遺棄または放流したか、養殖場から逃げ出したと考えられる。

 同委員会はシャムワニについて、通常は人に危害を加えないが、危険を感じた時には攻撃し、公共の安全を脅かす可能性もあると注意喚起した。(c)Xinhua News/AFPBB News