字幕:ビデオグラフィック「マイクロプラスチック」
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【10月9日 AFP】マイクロプラスチックとは、大きさが5ミリ以下の微細なプラスチック粒子のこと。肉眼では見えないほど小さいものもある。
例えば、ポリマーに添加剤を加えたナイロンやポリエチレンはそれ自体がマイクロプラスチックで、ナードルと呼ばれる粒状のプラスチックペレットから作られる。
これらはシャワージェルや化粧品、肥料、洗剤、塗料といった日用品に含まれている。
合成繊維は洗濯の際、大量のマイクロプラスチックを放出する。
車のタイヤの摩耗も、マイクロプラスチック汚染の大きな原因だ。
ろ過が難しいため、川から海、陸、そして私たちが呼吸している空気中とあらゆるところに広がってしまう。
分解に数百年かかる大量のプラスチックごみが現在、世界中の海岸に散乱している。
動物プランクトンからクジラまで、人間の食物連鎖の一部を成すあらゆる海洋生物が、マイクロプラスチックを体内に取り込んでいる可能性が高い。
マイクロプラスチックが生物や生態系に与える影響は未知数だ。添加物による化学物質汚染の恐れもある。(c)AFP