【9月25日 AFP】男子テニス、モゼール・オープン(Moselle Open 2022)は24日、シングルス準決勝が行われ、ロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)は前回王者で大会第2シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を7-6(7-5)、6-4のストレートで下し、アレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)との決勝に進んだ。

 世界ランキング65位のソネゴは、ブレークポイントを渡すことなく同10位のホルカシュを退けた。

 ソネゴはタイトルを懸けて世界44位で第7シードのバブリクと対戦する。準決勝でバブリクは、元世界3位で現在同284位のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)が第1セット第3ゲームで棄権したため、決勝進出が決まった。

 決勝戦が通算4度目の対戦となる両者の対戦成績は、ソネゴの3戦全勝となっている。ソネゴは自身5度目の決勝でツアー3勝目、バブリクは今年2月の南フランス・オープン(Open Sud de France 2022)に続く2勝目を目指す。

 予選から勝ち進んで疲労が色濃く残る37歳のワウリンカは、今週6試合目となったこの日の第1セットで1-2とリードされた開始15分過ぎに棄権した。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るワウリンカは、22日の2回戦では優勝候補のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)に6-4、6-7(7-9)、6-3で勝利した。(c)AFP