【9月25日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は24日夜の演説で、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は意図的に「国民を死に追いやっている」とし、ロシア兵に投降を呼び掛けた。

 ゼレンスキー氏はロシア語で、「あなた方は文明的に待遇される。どのような状況で投降したかは誰にも知らされない」と語った。この演説の数時間前、ロシア政府は兵士の自主的な投降や脱走に対する罰則強化を打ち出している。

 ゼレンスキー氏は、「異国の地で戦争犯罪者として死ぬより、招集令状を拒否するほうがましだ。手足を失いながら侵略戦争への加担責任を裁かれるより、犯罪的な動員から逃げるほうがましだ。自国を防衛しているウクライナの正当な攻撃によって殺されるより、ウクライナ軍に投降するほうがましだ」と訴えた。(c)AFP