【9月25日 AFP】ロードレース世界選手権、第16戦日本GPは24日、MotoGPクラスの予選が行われ、通算6度の総合優勝を誇るレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が、荒天をものともせずに約3年ぶりのポールポジションを獲得した。 

 フリー走行2回目でもトップタイムを記録した29歳のマルケスは、3年前の日本GP以来、通算63回目のポールポジション獲得となった。

 ツインリンクもてぎ(Twin Ring Motegi)が激しい雷雨に見舞われたこの日、総合争いをする上位選手は悪条件に苦しめられた。

 しかしトラブルとは無縁だったマルケスは1分55秒214を記録し、プラマック・レーシング(Pramac Racing)のヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)を0秒208差の2番手、レッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のブラッド・ビンダー(Brad Binder、南アフリカ)を0秒323差の3番手に抑えた。

 新型コロナウイルスの影響で2019年以来の開催となった日本GP決勝が行われる25日は、打って変わって晴天が予報されている。(c)AFP