【9月24日 AFP】米大リーグ(MLB)、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)のアルバート・プホルス(Albert Pujols)が23日、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)戦で史上4人目となる通算700本塁打の大台に到達した。

 ドミニカ共和国出身で現在42歳のプホルスは自身いわく現役最後のシーズンでプレーしている中、この日2本塁打を放ち、通算762本のバリー・ボンズ(Barry Bonds)氏、同755本のハンク・アーロン(Hank Aaron)氏、同714本のベーブ・ルース(Babe Ruth)氏に続く偉業達成の仲間入りを果たした。

 16日のシンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)戦で通算698号を記録していたプホルスは、3回にドジャースの先発アンドリュー・ヒーニー(Andrew Heaney)から左翼スタンドへ699号をマーク。約132メートルの大飛球となったこの2点本塁打で、カージナルスが先制した。

 続く4回に走者2人を置いて再びプホルスが打席に立つと、ドジャースは左腕のヒーニーに代えて右腕のフィル・ビックフォード(Phil Bickford)を救援のマウンドに送った。しかし、ここでも結果は同じで、プホルスがまたも左翼スタンドに一発をたたき込み、カージナルスに5点のリードをもたらした。

 これでプホルスの本塁打は今季21本目となり、そのうち14本は8月10日以降に記録したものとなっている。

 試合は11-0でカージナルスが大勝した。(c)AFP