【9月24日 AFP】米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの対抗戦、第14回プレジデンツ・カップ(2022 The Presidents Cup)は23日、米ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)のクウェイルホロー・クラブ(Quail Hollow Club、パー71)で2日目のフォアボール5試合が行われ、米国選抜が8-2とさらにリードを広げた。

 米国選抜はパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)/ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)組とジョーダン・スピース(Jordan Spieth)/ジャスティン・トーマス(Justin Thomas)組が前日に続いて勝利を収めた。

 メジャー通算3勝のスピースと同2勝のトーマスは、アダム・スコット(Adam Scott)とキャメロン・デービス(Cameron Davis)の豪ペアに2アンド1で勝利。東京五輪覇者のシャウフェレと2021年の米国ツアー年間王者キャントレーは、松山英樹(Hideki Matsuyama)/キム・ジュヒョン(Kim Joo-hyung、韓国)組を3アンド2で退けた。

 この日最後の試合では、ビリー・ホーシェル(Billy Horschel)/マックス・ホーマ(Max Homa)組が、コーリー・コナーズ(Corey Conners)とテイラー・ペンドリス(Taylor Pendrith)のカナダペアと対戦。2019年にこのコースで米ツアー初優勝を果たしているホーマが、最終18番ホールで約3メートルのバーディーパットを沈め、1アップでの劇的勝利を飾った。

 元米大統領のビル・クリントン(Bill Clinton)氏とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏が観客4万人とともに声援を送っていた中、米国選抜は2日目の戦績を3勝2分けとし、ここまでのポイントで2017年大会に並ぶ大差をつけた。(c)AFP/Jim SLATER