【9月25日 CGTN Japanese】中国は20日、国連「グローバル開発イニシアチブ友の会」閣僚会議でSDGs(持続可能な開発目標)を支える地球ビッグデータ報告書(2022)を発表しました。

 この報告書によりますと、2015年から2020年にかけて、中国の農地の土壌に含まれる有機炭素が3.4%増加したとのことです。また、地下水環境も大幅に改善され、全体的にみれば水不足は緩和傾向にあります。2021年の中国の再生可能エネルギーの導入量は2015年の2.12倍、発電量は1.79倍に当たります。さらに、報告書では、2010年から2021年までの中国の56の環境持続可能性指標推移について評価した結果、約半数がすでに前倒しで目標を達成していることが示されています。

 中国がこの報告書を発表したのは今年で4回目で、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の達成において大きな支えになるものとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News