【9月23日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)は22日、各地で試合が行われ、リーグAでは前回王者のフランスやオランダなどが勝利した。

 グループ1のフランスはW杯カタール大会(2022 World Cup)の開幕を11月に控える中で主力選手にけが人が続出し、ピッチ外での問題も抱えているが、この日はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のゴールなどでオーストリアに2-0で快勝。そうした事情に気を取られている様子は見せなかった。

 フランスは25日のデンマーク戦で勝利が必要な状況に変わりはないが、これでリーグA残留に前進した。すでに準決勝進出の可能性は消滅している。

 同組のもう一つの試合では、クロアチアがデンマークを2-1で下し、グループ首位に浮上。敗れたデンマークは勝ち点1差の2位となった。

 グループ4では、オランダがポーランドを2-0で退け、準決勝進出に大きく近づいた。組2位のベルギーも2-1でウェールズに勝利した。

 オランダとベルギーの勝ち点差は25日の直接対決を前に3ポイントとなっているが、前回の対戦ではオランダがアウェーで4-1の大勝を収めており、オランダは2点差で負けたとしても4強入りが決まる。(c)AFP/Andy SCOTT