【9月26日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、新型コロナウイルス感染症対策に基づき、園内を隅々まで清掃・消毒し、環境検査にパスした上で、21日から一般開放を再開した。今年誕生した赤ちゃんパンダもすっかり成長し、観光客に元気な姿を見せた。

 休園期間中、同基地ではジャイアントパンダと赤ちゃんパンダの餌を確保するため、毎日、新鮮なタケ2トン余りとタケノコ2・5トン余りを用意した。飼育員76人はこれまで通り基地内で勤務し、全てのジャイアントパンダに今までと変わりない生活が送れるようにした。

 また、園内に感染リスクがないことを確認するため、専門の医療機関を招いて8エリア25カ所で環境サンプリング検査を実施した。結果は全て陰性で、安全に開園するために必要な指標を満たしていた。(c)Xinhua News/AFPBB News