【9月22日 AFP】カンボジアの旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代の犯罪を裁く特別法廷は22日、元国家幹部会議長キュー・サムファン(Khieu Samphan)被告(91)に対し、終身刑とする一審の判決を支持する判断を下した。

 キュー・サムファン被告は、ジェノサイド(集団殺害)や人道に対する罪など複数の犯罪で有罪とされた。

 クメールルージュ(Khmer Rouge)とも呼ばれた、ポル・ポト元首相率いる政治勢力の政権(1975~79年)下では、飢餓や拷問、強制労働、大量処刑などにより200万人が亡くなった。(c)AFP