【9月22日 AFP】北朝鮮は21日、ウクライナに侵攻するロシアに武器を輸出しているのではないかとの疑惑について、否定した。

 朝鮮中央通信(KCNA)によると、国防省装備局の高官は「北朝鮮がロシアに武器や弾薬を輸出したことはなく、今後もそうした計画はない」と主張した。

 米ホワイトハウス(White House)は今月、ロシアがウクライナでの戦闘で消費した弾薬を補充するため、北朝鮮から大量の砲弾やロケット弾を購入しようとしていると指摘していた。

 同高官は、米国などの「敵対勢力」がロシアとの「武器取引に関するうわさ」を広めていると非難。米国に対し、「言い掛かり」をやめるよう警告した。その一方で、北朝鮮には軍装備品を輸出する権利があると強調した。(c)AFP