【9月22日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)は21日、連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、物価の高騰に対処するため、3回連続となる0.75%の大幅利上げを決定した。インフレ抑制に向け積極的な利上げを進めるFRBの姿勢により、景気後退の恐れが高まっている。

 今回の利上げにより政策金利は3.0~3.25%となる。FOMCは、今後も利上げの継続が「適切となる」との見解を表明。同時に公表した経済見通しでは、米国の国内総生産(GDP)年間成長率が今年はわずか0.2%となるものの、来年には1.2%に回復すると予測した。(c)AFP