【9月21日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)保定市(Baoding)にある華北平原最大の淡水湖「白洋淀(はくようてん)」は、華北地区の生態環境に非常に重要な意義を持つことから「華北の腎臓」と呼ばれている。

 白洋淀は同省雄安新区設立以来5年間で史上最大規模の整備を行い、水質が重度汚染の「劣5類」から生活飲用水レベルの「3類」にまで改善した。国内でも有数の良質な湖に格上げされ、水質の良いところでしか生息しないコイ科のタナゴやカモ科のアカハジロなど、希少な鳥類や魚類が再び姿を現すようになった。現在、野鳥は新区設立前より31種類多い237種、魚類は19種多い46種まで回復した。(c)Xinhua News/AFPBB News