【9月20日 AFP】メキシコ西部で19日、マグニチュード(M)7を超える地震があり、震源から数百キロ離れた首都メキシコ市でも建物が揺れた。同国では1985年と2017年の同じ日にも大地震が起きていた。

 地震の規模について、同国の地震観測機関はM7.4、米地質調査所(USGS)はM7.6としている。同国の観測機関によると、震源は西部ミチョアカン(Michoacan)州コアルコマン(Coalcoman)の南59キロで、メキシコ市の西数百キロに位置している。

 メキシコ市では防災訓練から1時間足らずで地震警報が鳴り響き、人々は再び路上に出た。クラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)市長はツイッター(Twitter)に、今のところ被害は報告されていないと投稿した。

 同国では1985年9月19日、メキシコ市近郊で起きたM8.1の地震により1万人以上が死亡。2017年の同日にはM7.1の地震で、同市を中心に370人が死亡した。(c)AFP