【9月19日 AFP】(更新、写真追加)英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬が19日、英首都ロンドンのウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で執り行われ、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領や天皇、皇后両陛下をはじめ、世界各国の要人ら約2000人が参列した。

 1901年に行われたビクトリア女王(Queen Victoria)の葬儀にまでさかのぼる伝統にのっとり、女王のひつぎは大砲の台車で英海軍兵士によって同寺院に運ばれた。

 厳粛な雰囲気に包まれた葬列には、チャールズ国王(King Charles III)ら王室のメンバーが加わった。葬儀では、参列者らが2分間の黙とうをささげた。最後に、エリザベス女王の死去を受けて、歌詞が「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save the King、神よ王を守りたまえ)」に変更された国歌が斉唱された。(c)AFP